伊豆の名駅
国道414号は、静岡県沼津市から同県下田市に至る伊豆の大動脈。ところどころ狭隘でタイトなワインディングが続く路線である。交通量は多く、細いワインディングロードにはトラックや工事車両等の大型車が走っているため、非常に疲れやすい道である。
その為、国道414号における道の駅の意義は大きく、どの駅も多くのドライバーやライダーが利用する。
その中でも、ここ「伊豆のへそ」は、その名の通り伊豆のへその部分、つまり中心に位置し、国道414号の起点と終点のほぼ中間地点にもあたる場所に所在する為、その意義は特に大きい。伊豆半島では、道路の安全性向上に向けた様々な取り組みが行われているが、この駅もその重要な役割を担っている。
また、伊豆半島はその豊かな景観資源の為か、多くのドラマや文学作品で舞台として描かれており、本駅の情報館にはそういったロケ地案内などもあり、伊豆を満喫する一助となりうる。地域の情報発信の場としての道の駅の役割を大いに果たす名駅である。