楽しさと理念を感じる道の駅
三重県紀宝町にある道の駅となります。
国道42号線沿いにあり、和歌山から三重方面に進む場合は、左側。三重から和歌山方面に進む場合は、右側にあります。駐車場は、道の駅のホームページを確認すると普通車が44台。大型車が5台駐車できるスペースがあります。
建物は、大きく分けて2つに分けられております。一つは、物産館としての建物となります。物産館の建物は3階建てとなっております。1階部分は、地域の物産品を販売するスペース、地域の情報提供コーナーとなっております。2階はレストランとなります。レストランの営業時間は、朝の8:30から15:00までの営業となっております。レストランは、「しらす」を使ったメニューが看板メニューのようです。3階は、海が見える展望テラスと休憩スペースが設置されています。展望スペースは、入れる時間があり、9:00〜17:00までとなります。道の駅の目の前は、太平洋の大海原が広がっているのですが、防風林があり、地上からは海を眺めることはできません。しかし、この展望スペースに上がれば、七里浜が一望でき、雄大な太平洋を見ることができます。
物産館だけでも魅力的な道の駅ですが、この道の駅の最大の特徴として、もう一つの建物「ウミガメハウス」があります。その名の通り「ウミガメ」がいます。ウミガメハウスは2つの建物から構成されており、物産館に近い建物が「お土産」と「資料館」となっております。お土産は、主にウミガメのぬいぐるみや海洋生物のぬいぐるみ等が店内狭しと並べられ売られております。資料館を通り抜けると大プールがあるウミガメがいる建物となります。
現在は成長した大きなウミガメが5匹程度いるみたいです。ただこちらのウミガメハウスは、観光目的にウミガメを飼育しているのではなく、保護活動などの目的を持った取り組みを行っております。大きな海でも海洋汚染やプラスティックなどのゴミにより、ウミガメが生活する環境も厳しさを増しております。そのようなウミガメの環境を学びながら、この施設を見学して頂けると、紀宝町が目指した理念を感じる事ができるかも知れません。
楽しみと学びが共に体験できる、唯一無二の道の駅となります。