ジビエ料理が楽しめます
京丹波町にある道の駅和は国道27号線沿いにあります。国道沿いでありながら今では京都縦貫道が出来た事で、私も京都方面に行く際は殆んど通らない道になっていました。子供の頃のかすかな記憶で親に連れられてトイレ休憩で立ち寄ったくらいでした。最近ジビエ料理が話題になって色々と検索していたところ、京都北部と兵庫県丹波地域は鹿や猪の料理が多く、その中でも昔の記憶があった道の駅和に行ったのがきっかけでした。今では通らない国道を走りながら、こんな店あったなとか久しぶりの山間いの景色を楽しみながら道の駅和に到着しました。記憶に無いのか記憶違いなのかと思うほど、全く建物や周りの状況が変わっていて沢山の人で賑わって、駐車場などは第2駐車場まで出来ていました。しばらく待って何とか近くの駐車場に車を止める事が出来て中に入ってみると、さほど広くは無いのですが地元産のお酒や米などが販売されており、その種類の多さとブランド名が付けられたパッケージに正直驚きました。楽しみにしていたレストランコーナーへ行くと、昼の時間帯からか行列が出来ていて、待ってる間にメニューの看板を見ていると、普段のメニュー看板には地元山菜の天ぷら定食や、蕎麦やうどんにトンカツ定食などの定番商品が書かれていて、ジビエを探していると下に立て看板で鹿のローストビーフ丼と、猪鍋定食20食限定の文字が目に止まりました。食券を買うまで凄く迷ったあげく猪鍋を選び食券を頂くと19番と書いてあり、もしかして限定20食の内19番目なのかと強運を感じながら席につきました。私は窓側のカウンター席を選び窓越しの景色を見ると、下には由良川が流れ比較的急流で、野鳥が水に浮かんで自然を楽しめる最高の眺めでした。しばらくすると店員さんが猪鍋を持って来られ、蓋を開けるとシメジに白菜や豆腐の上に、沢山の猪肉が盛られて出汁は味噌味で、猪肉が豚肉と違って柔らかく味噌で臭みも全くありません。野菜も新鮮で歯応えも良く美味しさから10分ほどで完食してしまいました。その後お腹一杯になりながら地元野菜で作られた漬物を買って道の駅和を後にしました。これからは京都方面に行く時は、あえて国道27号線を通って道の駅和を利用したいと思います。